2009/03/19

Man on wire




 華麗なる危険を冒す男、フィリップ プティのドキュメンタリー。


綱の上には、ぼくひとり。
なんて幸せで、自由なんだろう。
、、、と彼のことば。

70年代にパリのノートルダム寺院、オーストラリアの橋、
更にはニューヨークの今はなきワールドトレードセンターのツインタワーにワイヤーを張り、綱渡りをする。
といっても、許可を得れる事ではないからゲリラ的に。
ひっそり、大胆にワイヤーを張る作業から始めるのだけど、
ツインタワーは警備が厳しくて大変。
ワイヤーを張るだけで一苦労。

当時の共犯者(!)やプティを逮捕した警察官などが35年前を振り返る。
かなりの笑いがあるけど彼らは本気!!
このバランスが本当に面白かった。
これってもしかしたらモードに近いのかも、、、、と思った。
私はモードをこう解釈する。
ショックと笑いとエレガンス。
そして、根底にはド真面目なパッション。

そして、プティのお顔はとてもチャーミングで私好み♡でした。
ムッシュー 、優雅でチャーミング。
プティは今50歳。
もう、綱渡りはしてほしくない反面
ショックをあたえて欲しい。
そして、会ってみたい。

はーん♥♥

はーん、じゃなくて、、、、。
この映画、私の一生のうちで好きな映画ベスト5に入る予定です。
死ぬ前にしかわからないけど、確定しました。
ちなみに、ベスト5中、ほか4本は未定です。

一足お先に4月11日までの土曜日のみ、予約制にて
銀座のメゾンエルメス10階で観る事ができます。

PS
さっき、検索してしりましたが
今年のアカデミー賞のドキュメンタリー部門を受賞したそうです。