London出身のアデルという、のびやかで温度、湿度感があり(温度や湿度という表現を使うとおかしいかもしれませんが彼女にはぴったりだと思いました)それと同時にハスキーな声の持ち主のSoul Singerで本当に本当に彼女のアルバムからソウルを感じました。解説ではスモーキーボヴォイスって言われていますね。
ラジオで流れていたChasing Pavementsという歌にすっかり心奪われ、日本盤の発売を心待ちにしていました。解説を読んでいて彼女の歌に対しての気持ちに共感しました。
アデルのように全ての作詞作曲をして歌を唄うことが出来る人はすばらしいと思います。音楽は一瞬にして人の心を1つにしたり、聴き手の色んなシーンに彩付けをしてくれます。
私は服をデザインしたり、シーズンの全体を構成したり、するときによく歌詞を読むのですが歌詞の中での言葉の選び方や癖、表現方法、文字の埋め方がとても洋服のデザイン、細かなところの仕様を考える作業に似ているような気がします。
たくさんの似た言葉のなかからその言葉を選んだ理由を想像してみると歌手をもっと知れるような気がします。そしてこんなにいい声で唄えるアデルはどんな気持ちなんでしょう。
Furnishingを着てくださるお客様に服を通して何かを感じてもらえたらとても幸せです。
アデルのようにSOULのある服を作ろうと思いました。