2009/02/06

Orchid



胡蝶蘭をおととい買った。
今となっては憧れの蘭。

それは、ショックに近いものだった。
言葉が悪いけど、『お金のにおいがするような花』
のイメージだった。
札束のにおい?の様な・・・。
そんなことをいうとだいぶん語弊がある。
イメージとしては黒革の手帳の世界???
そのくらいの偏見があった。
別に、何もそういう思い出があったりするわけではないけれど、
なぜか去年まで好きじゃない花だった。

でも、去年旅行したNYのアッパーなエリアでよく見かけた蘭の花。
クリーンでシンプルに空間に溶け込んでいた。
イメージ、急変。
急に思い出した、アンドレ プットマンの写真集かインタビュー記事の写真でみた
デスクに置かれた1厘の蘭の鉢植え。

買ってきた1厘の鉢植えをじっと見る。
花自体がシンプル。
あの透き通った白、イエローグリーン、ピンク。
キレイ。
見入ってしまう。
スーパーの前で売っていたおじちゃんに聞くと
この時期、生産過多で冬ということもあって
長く生きてくれるから安く売るそう。
皆さんもスーパーの軒先の花屋を気にしてみてください。
ラッキーだったら、
えっ?というお値段かも。