2009/09/24

数週間前の週末の話




目黒に散歩に出かけた。

たしか銀座で赤塚不二夫展が終わる一日前だったと思う。

ウエストでお茶をした。
お店の椅子がかわいく店内も70sなクラックな感じでとても居心地が良い。
お客さんも居心地が良さそうだった。カプチーノがおいしかった。

そのあと、赤塚不二夫展に行った。
前日に友人からこれでいいのだ!と写真付きのメールがきた。
思い出したかのように夕食前にyoutube でお葬式でのタモリの弔辞をみて
妙に展示を見に行きたくなった。

その日、館内は休日の夕方でごった返していた。
でも、お客さんたちは私たちを含めて、幸せなアホな顔で眺めていて
嬉しそうだった。鼻毛でも出ていそうな顔。
こんな時間も大切だよな、と心の底から思った。

その足で、もう一回目黒にも戻ってとんきのトンカツを食べた。
私は肉のかたまりを食べるとお腹を壊すので普段は全然食べない。
Sが食べたいというので内心、げっ。と思いながら店に入った。
行列。
40分くらい待ってようやくカウンターの席に着いた。
その間、ずーっとながめていた。
店内の様子、カウンターの内側の働く人を観察。
すごいなーと思った。
まず、清潔。
照明が規則正しく並んでいて、清潔感を際立たせていた。
働いている人たちが清く正しい感じでてきぱきと、
ニコニコしながらそれぞれの持ち場の仕事をしている。
あんな行列で慌ただしく大人数で仕事をしていたら、一人くらいぶつぶついいそうな人もいるだろうに、みんな楽しそう。
スタッフ間の会話も多少していてみんな笑顔でやり取りをしている。
ここは清く、明るい、オーラの人が働いている人から、
お客さんも集まってくるのだろうと思う。

トンカツもよーく噛んで食べたからお腹も壊さなかった。
おいしかった。
海老フライを食べようと思って店に入ったら、メニューは全てとんかつのみ。
さすがとんかつ屋。
潔い。
どうやら、Sは私にこの店を見せたかったようだった。
トンカツも食べたかったのだろうけど。

それにしても、この日はウエスト、赤塚不二夫、トンキ、3つそろっていい雰囲気だった。

(とんきの写真はどこかのサイトから頂いてきました)